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房総亀山湖 桑の木沢

ネットで見れば必ず出てくる桑の木沢、滑滝、美しい滑の連続。
全くすべらない、まるで舗装路みたいに快適、、、、、
一度は行ってみないと、ということで、ヤマビルが冬眠始めた12月に出動。
桑の木沢

冬には珍しく雨が続いたあとの曇り空。
紅葉の名所、亀山湖の東大演習林に向かう猪川林道を折木沢へ南下。
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ところがすぐに通行止め。
数年前に発生した崩壊で林道が埋まり、復元作業の予定は全く無いらしい。
まあ、桑の木沢はそのすぐ手前だから何の問題も無いのだが。

これが猪?橋というらしい。(字が難しくて出せない)
亀山湖のバックウオーターに架かっている細い歩道橋だ。
蔦にからまれたままなので、植林仕事にはあんまり使われていないらしい。

009.jpg
渡るとすぐに右へ、同じような歩道橋が沢を渡っている。
006.jpg
出合い橋
どちらも林業仕事用の橋だが、亀山ダムが出来て以来、全くメンテナンスされていない?
踏床の一部はサビサビで今にも踏抜けそう。

この下の沢が桑の木沢。
沢床は一面のゴーロ、まあ最初はこんなもんだ。
と思ったら一向に滑もスラブも出てこない。全面、ゴーロに埋まっている。

そして最初の滑滝、そして滑床。
滑滝
滑滝2

滑
滑2

だがその上も延々、ゴーロだらけ。
しかも石ではなく、だんだん大きな岩になってきた。倒木、崩壊も多い。

その上、やたら滑る、滑る!軍手で岩に触れてもヌルヌル。
毛氈苔(モウセンゴケ)か落ち葉の溜まりくらいしか滑らないところがない。
水流の中の白いところはなんとか滑らない。
これらを頼りに頑張ったが、時間切れ、とうとうヘコタレた。
ここを突破すれば滑の連続なのかも知れないが、ヤル気を失った。
撤退を決意。

沢を下降するのはもっとアブナい、ゴーロも滑るわ滑るわ。
スケート体制で、いつ滑っても転倒しないように、膝曲げて腰を低く保つ。
昔、スケート、スキーやっててよかった。そうでなけりゃ、全く動けない。

なんでこういうことになってるのか?
原因その1.
過去の大雨で大量に石、岩が沢を埋め尽くしたらしい。かっての美しい滑床は夢物語か。
これだけのゴーロが下流に流れるには、ものすごい豪雨が来ないとダメだ。
なにしろ沢床の傾斜が緩慢なので、自然流下は全く期待できない。

原因その2.
連日の雨でコケが元気なのだろう。来る日が悪かった。
だがこれだけ滑るのは、質が粘土を固めた泥岩だからだ。
ちょっと濡れただけでも滑る。苔が付けばどうしようもないほど滑る。
スパイクでも、ワラジでも、荒縄でも歯が立たない。
これが砂岩ならザラつててそう簡単には滑らないのだが。

よほどの好転続きか、日が当たってる時か、とにかく岩が乾いているときを狙うしかない。
だが、この沢は北向きだし深い谷だから、めったにそうならないだろう。

ゴーロの流出を期待して、十年に一度の豪雨を祈るなんて、、、、、
バチ当たり者だが、仕方ない。

オワリ










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房総 老川沢 川回しトンネルのテンコ盛

「船橋勤労者山の会」さん他のネット情報で、一度は遡行してみたかったのが老川沢。
なにしろ10本もの川回しトンネルが連続してるという。
川廻しトンネルマニアにとってはメッカ、聖地巡礼である。

有名な「粟又の滝」へ向かう、大きな複合交差点が老川交差点。
だからロードマップですぐ分かる。
img014.jpg

そもそも「老川交差点」自体が複雑な地形で、1本目の川廻しトンネルと
その古川の上に作られたようなもの。
かっての地形がどうなってたのか?考えると夜、寝られなくなる。
老川沢詳細図

1本目の川回しトンネル出口側がこれ。ここには急で降りにくい、というか恥ずかしい。
トンネル入り口側は、売店向かいのコンクリ坂を下れば簡単に達する。
こっちから覗けばいいのだ!
出口

入り口

売店駐車場

小生としては、96歳の老母を在宅老々介護してる身なので、デイサービスに出してる間だけの、
厳しいタイムリミット。片道50km、朝10時出発、夕方3時には帰宅してないとダメ。
だから源流、源頭の伊保田集落まではムリ。
最後のトンネルを確かめたら、すぐUターンするしかない。

2本目トンネルは道路の下のコンクリート排水口だから当然、ノーカウントだよね。
これはパス


これが売店駐車場の東端から覗ける2番目トンネル。
すぐ脇に下りる道がある。中は歩道みたいな段差がある。
なかなか見事な造形で、観光客も入り込んで感心していた。
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2出口

2内部

2入り口
3、4、5、6本目のトンネルくらいからはカウントが怪しくなった。
74歳、認知症気味のジジイだからね。カウンターでも持参すべきだった。
それと、崩れたトンネルや、最上流の支流にあったはずのトンネル痕跡を
加えると、もっと増えそう。

以下、ロンネル出口、入口の写真がゴッチャに並んでいるので、カウントとは違いますので。
これが3番目のトンネル
3入り口

ヘッドランプは必携品だ。
長くて暗い川廻しトンネルが3つくらいあるから、ライトがないと突破できない。
もっとも水面に反射して水深は分からないが。
4内部
これは崩壊寸前。
5出口

5入り口
歩行者トンネル付だ!
6出口
その入り口のアップ。中はクランクに曲がっているので真っ暗。
ヘッドランプが無いときは壁伝いに進むと突然、左に出口が現れてホッとする。
狭くて横歩きするとザックがつかえる。
こういう穴は天井にゲジゲジ、ムカデが冬眠している恐怖のトンネルなのだが、
乾燥していて何もいなくてホッとする。なぜかここだけがザラザラの砂岩だ。
6人間出口

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オット、なんか臭くて柔らかいものを踏付けた。なんだコレ?
ウヒャ、猪の死骸だああ!!
猪の死体

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ここにも昔はトンネル川だったはず。既に崩れてる。
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とにかくここはよく滑る!下りで疲れてくると何度も転倒しそうになる。
フエルトシューズなんてないから、破れ長靴に雪用スパイク巻いたが、かえって危ない。
次回は荒縄巻きを試してみよう。

破れ長靴は快適。渕に落ちてもすぐ水が抜ける。
汚れた靴や足を洗う手間が省ける。足はしっかり保護される。マムシなんか怖くない。
ただし冬は、ネオプレンゴム靴下を履くこと。あとでカカトがひび割れするゾ。
ヤマビルは沢山生息してるはずだから、冬季限定の沢だね。

予期せぬ収穫は、「鉄砲堰」の痕跡がいっぱいあったこと。
沢床のスラブに穴開けて、そこに丸太の杭を立てる。
材木などで塞き止めて、ダムを作る。
伐採した材木がダムに溜まったら、堰を一気に開放して材木を下流へ流す。
今でも東南アジアでは、伐採した竹筏を小さな沢から流すのにやってるのをテレビで見た。
立派に杭が立ち並んでいる。20年くらい前までは現役だった?
鉄砲堰杭

この杭穴には丸太の付け根が残っている。
杭穴

右手(左岸)の登る道が何本かある。だがこれらは植林用で、
尾根上で行き止まる。エスケープには使えないのでご注意。
田畑は全く無いのでこれらの川廻しトンネルは、古川を植林に利用する
ために作ったんだね。

中間地点に立派なコンクリ橋が現れる。
これに上がれば林道、すぐに「面白地区」の集落に出る。
つまりこの沢は、ついこの間まではごく普通の里の川だったのだ。
でも沢に入ればまさしくトンネル秘境、そのギャップがまた面白い。
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右側(左岸)の岩壁にときどき現れる小さな穴2つセットのトンネルは、用水路だったらしい。
崖が崩れてそれが分断されて露出したらしい。
水路トンネル残骸

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とにかく高度差が少ない。そのせいか滑床の大半はゴーロで覆われてる、
滝らしきものは皆無。水流が細くなってからも延々と沢は続くのだ。
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なお帰途、沢を戻るのはオススメしない。何で?
1日に、延べ20本のトンネルをくぐらなければいけないのだ。
考えるだけでもウンザリする、でもそうして帰るしかなかったのだ。

ちゃんと時間のある人は源流をつめると「天空の村、伊保田」へ上がれる。
この厳島神社の後ろに展望地がある。
004.jpg

この地区の方々がきれいに刈り取り手入れをして下さってる美しいところです。
005.jpg

伊保田展望

書きかけです。



プロフィール

ゴンベ

Author:ゴンベ
房総の沢、滝探検、ヤブ山探検、地形調査、デインギー(ヨット)などを書いていこうと思っています。
分かりやすいように書いていくつもりですが、もし分かりにくいことがあればコメントをいただければ可能な限り答えます。
読んでいただければ幸いです。

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