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黒瀧山と石裂山、どっちが?

西上州、南牧村(ナンモクムラ)の黒瀧山、「馬の背」の鉄ハシゴ.。
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黒瀧山、馬の背

パンフレットでは中級向けとなってる。
田んぼにたむろしていたおばあちゃんに「ワタシにも登れますか?」と聞いたら
「じいちゃーん、ムリムリ!死ぬよー!」と言われた。 オレ、やっぱりジイチャンか、、
黒瀧山、見晴らし岩
見晴らし岩
トラバース
カニの横ばい
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鉄ハシゴ
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ロープ下り。   黒瀧山の難所はこのくらいのレベル。

鹿沼の石裂山、「西剣ノ峰」の超ロングアルミはしご。見上げると首が痛い。
超ロングなハシゴ
ここまでに3ケ所くらいアルミはしごがあるが、ここが一番長い、一番高い。



きっかけは、、、
西上州登山でお会いした人が、「黒瀧山より面白い石裂山が鹿沼にありますよ」と言う。
黒瀧山よりスゴイのか?南牧村ファンを自認する私としては捨てておけない。
ライバル、鹿沼の石裂山(オザクサン)を偵察せねばと出動。

石裂山の登り口は「加蘇山神社」。
だが山の反対側に「賀蘇山神社」がある、ヤヤコシイ。
そっちのルートは登山道として整備されてないそうだ。
過去にあった転落死亡事故は、誤ってそっちを登ったらしい。
今日だって「ナビに賀蘇山神社に連れて行かれた!」というパーテイに出会った。
とてもアブナイ。

看板には「回遊登山道」とある。だが「危険だ!」とも書かれてる。
だったら回遊ではなくて、「周回」なのでは?
周遊?周回コース
コースタイム看板、丁寧な表示だ。
コースタイム看板


警告看板が厳しい! 私はロック・クライマーではないし、なんかヤバイ予感が、、、、
恐ろしげな警告

バス停先の、コケむした「加蘇山神社本社」  周辺は、まるでタイムスリップしたような雰囲気。
由緒ある神社も今は

風情のある石造リ?の橋 (実はコンクリだが)
コケ蒸した石橋、実はコンクリ?

廃屋化した宿坊?
廃屋と化した宿坊

廃校になった分校と運動場? 
ガラスが割られている。だれかが石を投げて割ったのか?
廃校
運動場の脇には「僻地診療所」の建物が!
鹿沼市内からクルマでたった30分なのに、ここは僻地なのか?
加蘇山だから、、、、過疎か?
売店まで廃屋になってる。かっては大変賑わったらしいが、
今は集落全体がまるで遺跡のようだ。、、、失礼!

アレ?英語の立派な「Odaki fall」 大滝方面の看板あり。
ということはここまで外国人観光客が来てるらしい?
Otaki fall

登山口方面の案内矢印のペンキも剥がれてよく分からない。
ゴールデンウイークの早朝なのだがクルマも来ない、だれもいない。
登山口が分からず、右手の大滝方向へウロウロ行ったり来たり。

しかたないので、とにかくそれらしい左手の林道へ。
実はその林道突き当りに立派な駐車場があった!その駐車場脇が登り口だったのだ。

それなりの急登、小さな岩場、鎖場、鉄、アルミハシゴあり、木の根掴みの痩せ尾根あり。
まあ険しいけど整備された登山ルートだ。

はしご3

鎖

鎖2

はしご

途中に、お社もいくつかあるが廃屋化している。
いっぽう、休憩する2つの東屋は立派なもんだ。
休憩東屋
優しいお顔、ピンボケだが
優しいお顔

「行者返し」の小さな岩場を登り、さらに進む。
しかし、いくら登ってもハンパな長さのハシゴばかり。有名な「超ロングの垂直ハシゴ」が現れない。
こんな道

こんな道2

こんな道3

こんな道4

日本カモシカ! 写真の真ん中だが、、、残念、見えないや。
日本カモシカ!
単独行だと動物に出会うことが多い。人間の気配を感じないのか?
鹿、猿、猪、タヌキ、アナグマ、そしてツキノワグマ!
幸い、今のところ攻撃はされたことはない。相手もバカにしてるのだろう。

そして「西剣ノ峰」に登り着いたら、、、石裂山の見事な岩壁が正面に現れた。
中国の山水画の世界だ。黒瀧山の九十九谷もこんな感じだった。
石裂山

あった!これぞ超ロング、垂直か? しかも予想に反して下りだああ!
そう、「回遊コース」を時計回りすると、超ロングハシゴは降りになるのだ。
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下を見ながら降りる。なかなかの恐怖感だ。
ハシゴの繋なぎ部分が連続的でないのでヤバイ。ここは慎重に移らないと。
太くて丸いアルミパイプには親切にも滑り止めのテープが接着してある。
このハシゴを工事してくれた人は命がけだったろうなあ。

そして登り返して石裂山の頂上へ。展望は新緑でちょっと妨げられてる。
頂上展望

更にその先が月山頂上。そこにも朽ちかけたお社が。
月山山頂の廃屋お社

外国人登山者が捨てた英文のゴミがあった、、、

あとはちょっときつめの急降下をひたすら、だが難所は無い。
これで時計回りの「回遊」が完成する。

降り着いた駐車場は、、、なんと満車、大型バスまでもが!
山ガールの登山ツアーが来てた。朝の無人がウソのよう。人気の山なのだなあ。
でも、登山者は神社のトイレを利用させてもらうだけ?
これでは地元にはお金が落ちない。


さて、南牧村の黒瀧山不動寺との比較というと、、、、
危険度、高度感、恐怖感はどちらも同じようなレベルだ。
ただし、黒瀧山周回ルートは2時間くらい、石裂山回遊ルートは4時間はかかる。
山岳のスケールは石裂山のほうが大きい。

どっちも険しい、ご神体巡りの信仰の道ということ。
険しければ険しいほど信仰が深くなる、ご利益が得られる。
だから境内の険しい岩山にハシゴや鎖を付けた。
昔は木のハシゴだったのだろうか?コワカッタろうなあ。

それを登山者が利用させてもらってる。そして転落事故を起こす。
地元として得るところはないのに、、、登山者に対して実に寛容なのだ。

ところで、、、、知り合いの山ガール奥様は、造船所の社員だが、
「仕事で垂直ロング鉄ハシゴを上り下りしてます。別に怖くはないわ」と。
登山者の面目丸つぶれだあああ!

そう、ハシゴ登りを登山と呼ぶべきなのか?高所作業ではないのか?
登山保険は高所だろうと適用される。だが高所作業は一般生命保険は適用されない。
遊びと仕事の境界はどこなんだろう?

終わり。






















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上野村の二子山

春4月だ。イヤもう夏日警報が出た!西上州の岩山巡りの季節がやって来た。
岩稜下り2

東岳から見た西岳の東峰ピークは美しい!
東岳そのものは地味だけど、この景色を見るために是非登っておくべきである。
東岳からの西岳上級者ルート
直登する上級者ルートが見えてるはずなんだけど、、、分からん。

ということで、、、
「喉元過ぎれば熱さ忘るる」  高所恐怖症も同じだ。
高度500mからのパラグライダー、4000mからのスカイダイビング、
いろいろ体験させてもらった。
スカイダイビングは電話予約時に年齢を聞かれなかったので、
現地へ行ったら業者がビックリ!
「こんなジジイが死んだら営業停止になる!」とプリプリ怒りまくってた。
数週間前に別なところの業者で死亡事故があったからピリピリしてたのだろうが。
オレの責任ではない!
以来、崖の上から見下ろすとき、飛び降りたくなる衝動がこみあげてくる!

100mからのバンジージャンプはドクターストップ。
2年前に外傷性硬膜下出血やってるから仕方ないな。
高所恐怖と言うのは麻薬みたいなもんだ。1年も経てばまたあの恐怖を味わいたくなる。
ピンピン・ポックリを理想として、死に場所求めて徘徊する
「セブンテイ・セブン」のジジイだもんね。

あ、アメリカのドラマ「サンセット77」知らない?あのハスキー声優は脱税事件で消えたけど。
女性秘書の久我美子みたいな吹き替え声もよかったなあ。
あ、久我美子も知らない?ダメだこりゃ。

ということで一年前に登った西上州の二子山を再訪問。
「二子山」「双子山」は数々あるが、ここ両神山の向かいにある上野村の二子山は
スカイダイビングほどカネかけなくても、ハンパでない高度感、恐怖感が手軽に味わえる。
わざわざ北アルプスに出かける必要もなし。

ガイドブックにある坂本バス停からの登山口はすっかり廃れてしまった。
林道を数キロ、車で登った北側斜面の「クライマー御用達」の裏口登山口が大盛況。
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たった10分かそこらで岩壁基部の「股峠」のコルに到達。
股峠再訪
ここから各々1時間足らずの岩壁登りで西岳周回、あるいは東岳山頂ピストンが出来る。

ガイドブックでは西岳は、股峠から反時計回りに登るコースとなってる。
だが長い岩稜が下りになるので恐怖感、危険も大きい。
初心者だったら時計回り、つまり、先ずクライマーの岩壁下へ向うコースをお勧めする。
これだとホントに安全で楽しい岩登りになる。

西岳はさらに東峰、中央峰、西峰に分かれている、ヤヤコシイ。
ルートは一般向けと上級者向けの2本あり。
一般向けルートは2ケ所に鎖場があり、ジグザグに登る。
登り切ると、東峰と中峰の間のコルに飛び出す。
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上級者向け直登ルートは、登山者のワガママな要求で鎖を全て撤去したそうな。
そのおかげで実に快適な岩登りが楽しめる!!
但し、登り口が隠れているので見つけられず、結局、一般向けルートを登ってしまい、
クヤシイので降りてからもう1度登り直す人もいる。
見つけるコツは、一般ルート登り口の、南面断崖側(左手)の縁へ向かうこと。

上級社ルート登り口
え、ココ登るの?!

上級者ルート中間点
垂壁をグイグイ登る.。西峰全体が硬い石灰岩なので思いっきり引っ張っても、
ホールドやスタンスが剥がれたりしない。
これぞ日本のドロミテだああ。(行ったことないけど)

但し石灰岩は濡れるとヌメる!
聞くところによると、沖縄の史跡巡りでは階段も踏み石も石灰岩。
雨天時に観光客が滑って転倒する事故が多いらしい。
だから二子山は好天だけ登るべし。

中間点
中間点は少し緩くなるが、まだ難所が、、、

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後ろには東岳が、、、
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あっという間に終了点へ、ここは西岳の「東峰ピーク」になる。
上級者ルート終了点分岐
なお、逆コースから来た場合、この終了点に迷い込んだら非常に危険!
なにしろ上級者ルートには鎖が全く無いから、ロープ無しで降りるのはヤバイ!
この写真は西から見ているのだが、真っ赤にサビた鉄板道標が立ってる。だが読めない。
南(右手)はトラバースしてから東峰ピークに登る道、東(正面)の道は峰を北に巻く道、
そのどちらも上級者ルート終了点でである。
一般ルートは北(左)下に隠れて落ちているので、ヤブの濃い夏は特に注意を要する。
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ここが西岳の中峰ピーク
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西岳からは北西への高度感抜群のヤセ尾根、緊張する岩稜下りが1時間くらい続く。
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これが西峰ピーク
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2ケ所ほど、スタンスが足りなくて、降りるのが難しいところがあるので慎重に。
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振り返ると西岳の東峰が見事、クライマーが見える。
西岳東峰西面
これは西岳中峰の南面
西岳中峰西面

もうお腹いっぱい、というところで垂直鎖場を7m下ってオシマイ。
最後の鎖場

あとは岩壁基部を回り込むトラバース道をたどる。
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ここには熊が出没してる!杉の皮に爪痕あり。
熊の仕業

クライマーが順番待ちしてる岩壁下を通させてもらってあっと言う間に股峠へ戻る。
クライマー

ライバルのお隣り群馬県の南牧村(ナンモクムラ)の立岩も
「西上州のドロミテ」を標榜してる。あそこは石灰岩ではないように思えるんだけどなあ。
なお蛇足ながら県界尾根の反対側すぐの長野県にも南牧村(ミナミマキムラ)がある!
一体、どうなってるんだ?

石灰岩だらけなので地元、秩父セメントから目を付けられてる。もう西側は社有地らしい。
いずれ二子山も、お隣の叶山みたいに東岳だけになってしまうのか?悲しい。
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白い平面が叶山上面、昼近くにダイナマイトが響く。
この山の北面を下の神流川から見に行けば、、、、、凄惨である!

東岳は経験者向けとされてる。
だが1か所、しょっぱいトラバースがあるだけで、それ以外は問題なし。
西岳より短く、地味である。
東岳トラバース難所2

東岳トラバース難所

オワリ

両神山はなんで事故が多いのか?

絶滅種の日本オオカミ狛犬

絶滅した日本オオカミの狛犬

もう4月だ、12月までは房総のヤブ山は休業。
ヤマビル、マダニ、マムシ、ヤマカガシ、秋にはツツガムシが怖い。
アブ、ブヨ、スズメバチも辛い。
それにヤブが繁茂してルートの見通しが悪くなるし。
もっともこれらは全国の低山、里山、ヤブ山、共通の夏の悩みなのだが。
こういうところで暑い季節でも仕事をしなければならない方々は大変だなあ。

そこで、ヒマつぶしに房総以外の山を検索していたら、、、
「両神山安全登山マップ」なるものを発見。
両神山といえば、超人気の百名山だから当然、一般向けのルートは完全整備されてるはず。
なのになんで事故が多発するのか?そんなに難路なのだろうか?

難路大好きジジイとしてはその原因を確認したい。
といっても77歳では事故最多の「八丁尾根コース」は年齢制限に引っかかる。
ならばと、最もポピュラーという「日向大谷」コースに決定。
ポピュラーとはいえ、登り3時間半?これはきついなあ。
安全マップによると、ここですら過去に滑落、転倒、道迷いが多発してるという。

両神山荘の駐車場で準備していたら山岳救助隊の4WDが登ってきた。
さては年齢制限の免許証検問か!?  でもスルーされた。
日向大谷登山口

8時に登行開始、ところが、、、、、
30分も進んだところで、さっきの救助隊のお2人が、カラビナをガチャガチャさせて
下から走り登っててきた!あわてて道を空けた。訓練トレーニングかな、大変だなあ、ご苦労様。

だが後で分かったのだが、そうではなかった。
5時に入山した登山者が「七滝沢コース」で道迷いの上、滑落して、それを救出したとか。
ヤッパリここは事故多発地帯なのだ。よほどの鎖場、岩場が待ち受けてるのか?
狭いアプローチ道

登山道は急なザレ崖を延々トラバースしながら緩く登るだけ。拍子抜け、快適そのものである。
確かに道幅は狭いし、点々とザレが崩落してる。よそ見してると踏み外す。
ところどころロープが手摺として張ってあるが、多分、過去の滑落現場なのだろう。
滑ると沢床へ

何本か小沢を渡るのだが足元ばかり見てるとウッカリ気付かない。
踏み跡が消えて、アレ?と見回すと、そこが渡渉点なのだ。
対岸にピンクテープがぶら下がってる。
同様にジグザグ登りしてても、足元だけ見てると別な踏跡に入り込む。
こんなことはヤブ山なら当たり前なのだが、百名山を目指す一般の登山者には不慣れなのかな?
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沢沿いの新緑が美しい、似たような風景が延々と続く。思ったより登山者が少ない。
まだ花の季節には早いせいかな。
緩いけど、とにかく長い登り、寝不足でヒーコラ、ヒーコラと2時間以上かけて、
ようやく立派な清滝小屋へ到着。今は廃業して避難小屋になってる。もったいないなあ。
ここで早めの昼食弁当を半分食べた。長めの休憩で体力回復。
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いよいよ稜線への急登が始まる。
ところが、なぜか小屋前の案内板のコースタイムがペンキで消されてる。
これもあとから判明したが、実際より長すぎる表示なので誰かが消したのだ。
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岩場、鎖場も出てくるが拍子抜け、鎖に頼らなくても登れるレベルの岩場ばかりだ。
たちまち平らな稜線へ。更に鎖場を抜け、予想以上に早く頂上へ到達。

狭いが展望抜群、だが春霞で視界はイマイチ。
残り半分の昼食弁当を食べ、数人の方々とおしゃべりした。

ところが登りに3時間半近くかかったせいで、足が吊り始めた。こりゃいかんと早々に下山開始。
注意深く、ゆっくり降りれば下りの難所もたちまち通過。

だか、、、、、清滝小屋から先の下りの長いこと。
延々2時間以上。日も傾いてきて筋肉痛が出てきた。
ザレの下りはすぐにズルッと滑るので油断は禁物。
何人かに追い越されて、登山口に戻ったのは5時近く。
休憩別で8時間も歩いたのか、、完全グロッキーだ。

結局、事故多発の原因はというと、、、

1.長い長いアプローチ、ここでの疲労による集中力の低下
  ザレで足を滑らせて滑落とか、
2.渡渉点、ジグザグ下りでの迷い込み
3.落ち葉で覆われてザレを踏み抜く

くらいかなあ。

靴底のトレッドが浅くて、ヒールの無い平底スニーカーだとザレ場で確実に滑る。
運動靴の子供は絶対ダメ。
登山道の環境負荷がどうのというが、草刈り用のスパイクとかチェインスパイクなら万全。
ただしこれらはアイゼンと同じだから、簡単にけつまずく。自分の足に引っ掛ける危険もある。

そういや昔の「キャラバンシューズ」を思い出した。
これはヒマラヤ登山の長いアプローチで使う目的として開発されたキャンバス製の
軽量登山靴の超有名な商品名だ。でも実際にはそのコピー品全ての代名詞となってしまったが。

高価な革製登山靴が買えない我々は、安価な「コピー品」のキャラバンシューズにたいへんお世話になった。
これらにはしっかりヒールがあり、なおかつ土踏まずにスパイクが標準装備されていたのだ。
だから全然滑らない、ザレ場、泥坂、雪渓すら平気で登れた。

靴底はゴム底で、我々は「ビブラム」と呼んだ。
もちろん「ビブラム」は今でも超有名な商品名なのだが。
これも全てのコピー品ゴム底の代名詞となってしまった。
本物のビブラムと違って、コピー品のゴム底は残念ながら濡れた岩ではよく滑った。

今の登山靴は、ヒールも無ければ、土踏まずのスパイクも無い。
全てはゴム底のトレッドパターンのデザインと材質で勝負してるらしい。

プアーな私は、ゴム長靴だけで、上越のベタ雪春山を当たり前に登ったものだ。
今はというと、、、950円の激安中国製登山靴だ!
ところがこれが1200円に値上げ、そして期末に投げ売りでまた950円に戻った。

これが意外にスグレモノ、軽い、滑らない。
夏季1シーズン、3000mを含め、12座の登山に耐えた。
とうとう上物が破け、底が平らになって、ひどく滑るようになって、1年で寿命を迎えた。

コイツが滑らない理由は、ゴム底のトレッドパターンの断面が三角形だからだ。
新品のうちは素晴らしい!だが2ケ月もするとズルズル滑り出す。
三角の突起の先が簡単に削れてしまうのだな。

両ストックは効果絶大!このコースでは有効だと思う。
よろけて転落することも防げるし、
腕力を利用できるので長いアプローチの疲労軽減にもなる。

ヤブ屋はキョロキョロ、マークテープを捜す習慣が身についてるが、
一般登山者にはそれを期待できないと思う。
美観との兼ね合いだが、渡渉点のマーキングはもっと増やしたほうがいい。
あるいは封鎖ロープもコマゴマと多用したほうがいいと思う。

このコースに限れば、事故多発の決定的な原因は見当たらなかった。
まあ、年寄りにはロングコースなので、疲労困憊とかが原因だな。
秋、陽が短いときは日没、時間切れになる危険がある。無理は禁物だ。

オワリ。
















プロフィール

ゴンベ

Author:ゴンベ
房総の沢、滝探検、ヤブ山探検、地形調査、デインギー(ヨット)などを書いていこうと思っています。
分かりやすいように書いていくつもりですが、もし分かりにくいことがあればコメントをいただければ可能な限り答えます。
読んでいただければ幸いです。

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