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昔のクルマの型式認定テスト

最近、不思議なことばかり起こる、、、、ついてるのか、ついてないのか?

1.1時間に1本しか来ないド田舎の駅前踏切に必ずひっかっかる!
2.過疎地なのに、路地を出るとき必ず他のクルマと鉢合わせする!
3.ガラ空きの広い駐車場の片隅に駐車しても、必ず隣にムリヤリ駐車してくるクルマがある。

4.みんな例外なくモタモタとバック駐車しようとする。何で前向き駐車じゃダメなの?
  知人はバック誘導してて両足を骨折させられたことがある。
  最近も、自分の妻をひいて死なせた事故が起きてる!バック駐車は危険なのだ。
  原因は教習所では難しいバック駐車だけをテストする。
  だからそうしなければいけないのだ、と刷り込まれてるのだ。
  易しい前向き駐車なんか、テスト必要はないもんね。
5.この地の「ご当地走り」は、、、、、曲がるときに大回りする!
  右折するのかと思うとグルッと左折してくる。左折するのかと思うといきなり右折!
  大型トラックじゃあるまいし、「内輪差」がそんなにコワイの?
  
20数年前にドイツ人の友人宅にホームステイさせてもらった時の話、、、、、
1.ガソリンスタンドは、当時、もう全て「セルフ」だった!
  ドライバーが勝手にガソリン入れてから、コンビニ兼用のカウンターに料金を払いに行く。
  「食い逃げ」されないのか心配だった。
  日本には全くセルフなんて無かった時代だからホント、びっくりした。
2.踏切の手前では絶対、一時停車してはならない!
  止まったら追突されて、100%責任取らされる。遮断機は、レールのほうを遮断していた!
3.消費税はなんと16%! 但し食料品は無税だったような?
  老人が多かった。既に高齢化社会だったのだ。
  自動販売機はどこにも無かった。土日は店は全て閉店!
  コンビニはあっても24時間なんてゼロ、土曜の午後から閉店。
  スーパーの照明は省エネで暗い。 レジ袋なんてくれない。皆なエコバッグ持参。
  野菜は包装なし、「量り売り」、自分で測って新聞紙でくるむ、、
  飲み物のビン、ペットボトルはデポジット制、 昭和の時代だああ!
4.海岸は風力発電機のプロペラだらけ!
  アウトバーンには道路照明がゼロ!真っ暗!
5.車いす、ベビーカーが階段で行き詰まると、あっという間に周囲が集まって、
  協力してホイホイ運び上げる。終わると何事もなかったようにサッと散っていく!
  列車の椅子の足元に巨大な犬がうずくまってる。普通に主人のあとから乗降していく。
  大都会には怪しげな外国人が沢山ウロウロしてた。女性1人では地下道は歩けない。

  こんな昔にドイツは先取りしてた。日本は今だって後進国だね。
  ただし、歩道には犬のフンが点々と。踏まないように歩くのは難しい!

オット、また脱線した。
型式認定試験のことを立会試験という。運輸省(今は国交省(の試験官が立ち会うからだ。
役人用語では、クルマの型式認定、認可、承認、認証、といろいろ言うが、
英語だと「タイプ・アプルーブ」で通じる。

試験、実験、検査、と分かれるが、これもテストで通じる。
テスト・メニューがあらかじめ決まってるのが「試験、検査」
何が起こるか分からないから、いろいろやるのが「実験」だ。

もっともメーカーごとに呼び方はマチマチ。試作車を「号試」なんて呼ぶ。
テストコースなんて言わない。「プルービング・グラウンド」だ。どーでもいいと思うけどね。

自分でカスタムカー作った人は、それを車検場へ持ち込んで検査を受けられる。
保安基準に適合すればOK、型式証明の車検証貰って公道を堂々と走れる。
そういう小規模メーカーもあるし、カスタムショップもある。

だが何万台、何十万台と作るメーカーはそういうわけにはいかない。
開発が済んだ時点で、プロトタイプを運輸省(今は国交省)に持ち込んで、
「型式認定テスト」を受ける。もちろん、沢山の申請書類も提出する。
「保安基準」に適合してるかどうか?のテストである。
これに合格すれば「認定書」が貰える。

テスト項目は、、、、
緒元、寸法、重量の測定、ワイパー、ウオッシャーの試験もある。
サイドスリップ量、ヘッドランプ光軸、台上ブレーキ試験など、、、
これらは、調整すれば直るような、車検の検査とゴッチャの項目である。

50km/hからの急制動試験というのがある!合図と同時に思い切りブレーキを踏む。
タイアはロックして白煙を出す。路面にブレーキ痕が残る。
片効きして向きが変わってはいけない。
これって、、厳密にはブレーキシステムの能力試験とは言えない。
タイアの「消しゴム効果」の試験なんだよね。コンパウンドを変えれば変わる値だ。
デイスクブレーキよりもロックし易いドラムブレーキほうが短く停まる!
奇妙なテストだね。

「最大安定傾斜角試験」なんてのもある。
img074 (2)
空車で左右に、何度まで傾けたら横転するのか?を確認する。35度以上必要だ。
サイドカーなら25度、合格しなければ幅を広げないとダメ。
トラックなんて、積み方次第で簡単にひっくり返るんだけどねえ。空車って意味あるの?

あとは偽装とやらで問題になってる燃費、排ガステスト。
大昔は、旧東海道国道での実用燃費試験とか、箱根旧道での登坂試験もあったそうだ。
衝突時の燃料漏れ試験、、、実際にコンクリートの壁に正面衝突させる!
この時の衝撃音は何度立ち会っても凍り付く、事故はコワイ。

立会試験に合格し、運輸省の委託を受けて、メーカーが出荷検査をした上で
合格証を代行発行して出荷できる。
ま、今、その出荷試験の手抜きやらで世間を騒がせてるけどね。

世界各国へ輸出するときも原則、同じような手続き手順を踏む。
輸出台数が少ない国へは「持ち込み車検」みたいなのもある。
フランスでは昔、日本車排斥があった。わざと申請書類を後送りさせられたものだ。

アメリカ輸出はこういった申請の手間は全く無い!いや、現地任せだったのかなあ?
「自己認証制度」だけである。アメリカの法律に従ってメーカーが自分でテストする。
その結果を「自己認証レポート」として保管しておく。それで発売できる。
ところが、、、ある日、アメリカ政府がマーケットからクルマを買って、勝手にテストする。
その結果が不合格だと即、販売停止!バイバック(回収)、巨額の罰金だああ、、

日本も、かって規制緩和の一環として、この自己認証制度を導入しようか?
との打診が国交省からあった。だが、国産メーカー連は迷った。
結局、「やっぱり今のままでいいです」と回答。なんでかな?分かるでしょ。

ヨーロッパ輸出が始まった当時は、「各国認証」だらけ!
国ごとにヘンテコリンな法律があった。
フランスでは、ヘッドランプは黄色でなければダメだったし。

スエーデンでは「最高速でのスピードメーターエラー」とか「排ガス室内侵入」テストがあった。
ガンガン、スピードを上げていくと、スピードメーターがだんだん甘くなってくる。
高速になれば遠心力でタイアが膨らむ。有効半径が大きくなる。
サスペンションが優れていても、タイアと地面が接触してる時間が減ってくる。
つまり高速では、なにがしかタイアは空転しているものなのだ!
直線比例するメーター構造ではアウトになる。
メーターをドライブするピニオンの歯数を変えて何とかしのいだ。
今でこそ、カーナビに「宇宙から見た正確な速度」が表示されるから、こんな苦労はないけどね。

「排ガス室内侵入テスト」というのもあった。
img077 (2)
スエーデンでは、ハンターが猟犬をトランクルームに乗せる。
呼吸させるためにトランクリッドを少し開いて網を張って固定する。
こんなことやったら犬が排ガス吸うだけでなく、室内の人間も排ガス中毒でもうろうとなる!

どうやって確認するかというと、、、、
走行中に、エキゾーストパイプの中にエンジンオイルを点滴する。
そうすると排ガスがもうもうと紫煙に変わる。
トランクリッドの隙間から煙が室内に入ってくる!苦しい、前が見えない、アブナイ!

だからエキゾーストパイプ出口を外側に90度曲げて、自分のクルマの
「スリップストリーム」の外へ吐き出す必要がある。
スリップストリーム、つまり自分のクルマが引きずってる渦流は、高速では
後方10数メートルに成長する。
これは紫煙を引きずれば伴走車から良く観察できる。
レーサーは、先行するクルマのスリップストリームの中に入れて、燃料節約する。
だからといって、高速道路でトラックの後ろにピッタリくっついて走ってはならない、死ぬよ!

東西ドイツ時代当時から西ドイツには輸出が始まっていた。
当時、日本車がベンツ、BMWに対抗して売れるのか?心配だったのだが。

だが、「日本車にはエアコンが付いてる」というセールスポイントがあった!
ドイツは北海道と同じ気候だから、夏のちょっとの間だけ我慢すればエアコンなど不要。
ポルシェなんかエアコンの設定すら無かった。自宅にも、レストランにも無い!
店の前のオープンカフェで楽しめばいいのだ。
だが温暖化で、さすがのドイツもエアコンなしはツラくなってきた。
そこに安いのにエアコン付き!の日本車が入ってきて大いに受けたというわけ。

ただし、アウトバーンで最高速いっぱいで走ると日本車はフワフワ前が浮き上がる!
ハンドルが軽くなる、直進を保つのが大変!
それもいずれ大半がFF化され、ワイドタイアが当たり前になって、直進安定性は解決した。
ベンツにはかなわないけどね。

西ドイツには「STVZO」という独自のクルマの保安基準がある。
「ステブソ」なんて呼んでいた。
EC/EECに統合化された以降でも並行してSTVZOは有効だった。
だから西ドイツだけの型式認証テストが必要だった。

これらは有名な「TUV」(テイユフ)という西ドイツの試験機関が日本に出張してきてテストした。
現地のTUVを見学する機会があったが、そこではクルマに限らず、実物グライダーの
胴体着陸時の強度テストとか、登山用ザイル、カラビナの強度、耐久テストとか、
なんでも請け負ってる試験機関だった。

そのうちどんどん日本のクルマメーカーが欧州に進出し、TUVも毎度出張では忙しい。
とうとう東京に支店まで作ってしまった!日本は良いお得意様。
それだけ日本のモデルチェンジ競争が激しかったのだ。

当時の日本の運輸省の試験官には自動車免許を持たない人!だっていた。
比べて、自動車先進国、TUVのテストは大違い。
あるクルマのタイアサイズが前後で違っていると「オーバーステア対策だな」と看破された。

日本の申請書に書く「最小回転半径」は、フロントタイアの中心の計算値だ。
多分、この法規が出来た時代の日本の道路にはガードレールなんて無かったのだろう。
ドイツのTUVは、フロントバンパー角にチョークを付けて「ウオール・ツー・ウオール」を測る。
これでいいのだ。
最小回転半径
ルーフラックの積載テストもあった。
ルーフに45kgの荷物を積んで、急旋回、急制動する!
ルーフラックが外れたらアウト!
ルーフラックテスト
あちらの夏、バカンスシーズンには、家族、家財道具をトランクからルーフまで満載して、
国家単位で南欧へ民族大移動するのだ。
さすがにひどい渋滞!だから学校の夏休みは州ごとに日程をズラしている。
会社は1ケ月単位で休暇が貰える。というか休暇を消化しないと会社が処罰される!

トレーラーのけん引登坂テストもやった。
トレーラー登坂発進
山の中の急傾斜の別荘地をお借りして、フル積載のトレーラーを引っ張って
急こう配での坂道を発進する。どのくらいの重さのトレーラーまでOKかを記録する。
夜中にやるけど、騒音で嫌われた。当たり前だけどね。

実は欧州、特にオランダでは、「トレーラー症候群」があるという!
屋台んかは全てトレーラーだ。これらが「マーケット広場」に集結して営業してる。
なんでもかんでも、いつどこへでもトレーラーを引っ張っていく。
通勤にもキャンピングトレーラー付けたまま会社の駐車場へ!そこで昼寝するのか?
アウトバーンの渋滞先頭にはノロノロのキャンピングトレーラーが居る。

そのうちSTVZOに「内部突起」「外部突起」なんてヘンテコな規定が出来た!
衝突したとき乗員、歩行者が怪我しにくいよう、クルマの内外のエッジに
丸みをつけなければならないのだ。
これもいずれはEC/EEC統一法規に取り入れられ、日本の保安基準にも加えられた。

書きかけです。





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プロフィール

ゴンベ

Author:ゴンベ
房総の沢、滝探検、ヤブ山探検、地形調査、デインギー(ヨット)などを書いていこうと思っています。
分かりやすいように書いていくつもりですが、もし分かりにくいことがあればコメントをいただければ可能な限り答えます。
読んでいただければ幸いです。

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