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冬の安曇野の過ごし方、その2

前回の続きです。

3.国営アルプスあずみの公園}(堀金、穂高地区)

ここへの交差点は「北海渡」(ホッカイワタシ)。北海道ではない!
だが道路標識には「きたかいど」となってる。よくわからん。
公園の中の雪道を歩き回っても散歩にはなる。

ニジマスなんかが泳いでる大きなガラス水槽も見れる。
本物の沢が水槽に流れ込んでる「かけ流し」かと思ったkけど、、、
循環でした、残念。
この間食べたうまそうな信州サーモンが悠々と泳いでいる。

高齢者は料金が安い!
でも整備された公園内をグルグル歩くのはなんか飽きる。
それと、大半を除雪されちゃうし、チェンスパイクはまずいし。

そこで公園の外側の雪道を歩くことにする。
公園が休日の月曜は駐車場ゲートが閉まってる。路駐を探すしかない。
積雪期には駐車場がないのでホント困る。

安曇野市ではありえない、国営のシンボル「中央分離帯のある広い道路」!
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じきに狭くなる。その先に温泉施設があり、除雪されてるのでクルマがやたら通る。
1kmくらいで温泉施設。その先は突き当って二又になる。
右のゲートは除雪されてない烏川(カラスガワ)林道。左はオートキャンプ場へ。
その林道の終点が「常念岳、蝶ケ岳」への「三股登山口」だ。
登山者は単にスサドグチと呼んでる。
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4月まではゲートの横をすり抜けて入ることになる。ただし雪崩、落石、倒木がコワイ。
林道といえどもナメタらいけない。
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烏川林道を3キロ行くと「大水沢滝」がある。結氷してるかな?

小さな雪崩跡があったが大体、安全だ。
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期待してどんどん入ってみたら「大水沢橋」とやらまで来た。
だが滝は見当たらなかった。
林道はここから上にヘアピンカーブで上がっている。
先は長そうなのでここで引き返した。


さてずっと前までもどって、、、、
温泉施設のずっと手前にウエストンの胸像と「県営烏川(カラスガワ)渓谷緑地」入口がある。
冬季は閉鎖、駐車場、トイレも使えない。ロープでクルマは立ち入り禁止だが、、、
猿と、熊と、人間は自己責任で侵入していいらしい。
たまにダム管理の人と出会う。お互い、クマかと思ってドッキリする!
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突き当りの「須砂渡、スサドダム」まで新雪の遊歩道を通させてもらう。
途中には橋が2つある。取水ダムもある。
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誰もいない。静かなもんだ。
ところどころに熊除けの鉄パイプが吊り下がってるので叩いて進む。
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ダムへの林道が上に並行して走っており、これに登って合流する。
そしてダム下で行止まる。あとで上から見下ろしたら土砂で埋まってる!
あとで調べたら「全国初の、既存の砂防ダムを利用した流れ込み式発電」だそうです。
土砂の上を掘り込んでる沢水を取り入れて、ダムの高さ分の水圧差で発電するらしい。
取水口を水面近くにすれば、土砂が溜まってもダムとして利用できるということ。
滝の落ち口から取水するようなもんだ。納得。
それにしても落差はわずかなもんだが。

ところがいっぽう、、、左右の200mくらい高い尾根上から太い鉄管が2本、2対、落ちてきてる。
だったらこれはいったい何なのか?   多分、「水路式発電」ではないかと?
常念岳の山腹深く水路トンネルを貫通させ、上高地の梓川あたりから取水してる?
つまりあのはるか高い尾根上がイコール上高地の標高になる?壮大な工事ではある。

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往路は問題ないが、帰路はボーッとしてると林道に国営公園の北側に持って行かれる!
そうなると大変な大回りで駐車場に戻らなければならないので、
必ず往路で渡った橋が沢沿いに見えたらそっちに戻ること。

夏は賑やかなのだろうが、冬はだれもいない。もったいない。

追加:
あれから図書館でいろいろ勉強したり、「穂高博物館」(奈川ダム近くにあり)
で現物を見て分かったことは、、、
  1.須砂渡ダムには小規模発電装置が3ケ所にあるらしい。
      1つは砂防ダム本体の中間から出てる取水パイプの下に。
      あと2つは左右のはるかな尾根から落ちてる水圧鉄管の下に。
      とても発電所とは思えない各々3棟の小さな建物の中に水車と発電機がある?!

  2.こういう小規模(失礼)発電は、長野県の沢筋には昔からいくつも設置されてる。
      その1つでその村の電力をそっくり賄ってた。ところが、、、
      台風で沢筋が変わってしまって、発電できなくなったところもある。

  3.構造は極めてシンプル。渦巻き水車と直流発電機が水平に直結されていて、
    発電された電気は電池に溜めてからインバーターで交流変換されて、
    各戸の送電される。水車も発電機も産業革命当時に、ほぼ完成された技術である。
    電池は発生電力と消費電力のバランスが合わない分をダンプしておく。
    交流でないと送電ロスが多いのでインバーターは必要。

    こういったものを日常点検する運転員は必要であろうが、巨大原発のようなリスクはない。
    素晴らしい!今、これを地域単位で復活、増設出来ないのだろうか?
    上水道局で、水道配水管の途中に発電機を挟むというニュースがあったが、
    まさしく、どんな水源でも、それに見合った発電所が可能なのだ。    長野万歳!!

4.国営アルプスあずみの公園(大町、松川地区)

全く同じ名前の「兄弟公園」がもう1つ、北へ20kmも離れた大町、松川地区にもある!
どーなってるんだ?カーナビも困って、どっちを示すかはその日の気分で変わる。
さらに帰途出口の道路標識に、お互いの兄弟公園の方向を示しているので、
「アレ、今出たばかりなのになんで?」と混乱する。
なんで違う名前にしなかったのか?

これ以外にも10kmくらい離れた松本市にアルプス公園(県営)がある。
ブランド名の乱用だ。

そういや山梨には「南アスプス市」なんてのもあるし。
国道の標識にはやたら「南アルプス」と書いてある。
なんで「南アルプス市」と書かないのか?!
それには山梨のお役人らしい言い訳があるのだが、、、分かるかな?

「中央アルプス市」は没になった歴史があるそうな。当たり前田のクラッカーだ!
こういうのを決める人のアタマの構造が分からん。
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ここも公園の中を歩き回っても飽きる。公園のフェンス沿いの林道を歩く。
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反対側もフェンスがある。公園の拡張予定地だそうだ。
そのフェンスの中に鹿に群れがいた!全員がジットこちらを見てる。
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ということは、予定地のフェンスの中に鹿を飼ってる?
鹿が勝手にフェンスを飛び越えて中に入った?
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林道には餓鬼岳方面と書かれていた。
除雪されてないのでラッセル困難。諦めて撤退。
モトクロス場を通って餓鬼岳への登山口に至るらしい。春になったら確かめよう。
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ところで、、、なんで雪の林道歩きが楽しいんだって?
見晴らしもなし、イベントもなし、無人だし、、、、
いやー、別にストイックな散歩と言うわけではなくて、一人静かにラッセルしながら、、、
その日の雪質を感じながら、、、散在する動物の足跡、フンを見ながら、、、
たまに木立に積もった雪が頭の上に降り注ぐのを受け流しながら、、

それに、雪の無い岩だらけの登山道で、年寄りが転倒したら、即、骨折、脳挫傷だ。
フカフカ雪の林道なら、どこで転倒しても安全!
冬山どころか夏山すら登れなくなった年寄りが昔を惜しんでいるだけです。ハイ。

書きかけです。




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冬の安曇野の過ごし方

80歳で安曇野に居候に来て二か月が過ぎた。
20項目近い各種引越し手続きに振り回される日々。市役所、警察署、郵便局、、、
でもようやく一段落。

ここではクルマの中のペットボトルが一晩で凍ってるのが当たり前だが、、、、
ついこの間までは温暖な房総半島、自宅の目の前に広がる無人の海岸砂浜4kmを
毎日、長靴で散歩するのが日課だったのにねえ。
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自慢じゃないけど、正面に富士山も見えるロケーションだった。
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安曇野でも体力、筋力保持のために散歩は欠かせない。
いや、あわよくば夏シーズンにはまた登山ができないか?ダメだろうなあ、、、悲しい。

2年前に訪れたときには「光城山」なんて普通に登れたのに、もう見上げるだけでムリ。
老化というのはステップ状に、あっという間にやってくる。

まず田んぼの農道歩きからトレーニングを開始。
だが30分もすれば息切れ。アパートの四階までヘトヘトで帰らなくては。
そう、エレベーターが無いんです。

駅まで、市役所まで、郵便局までと、放射状に足を延ばして道を覚えた。
クルマで走ると全く気が付かない家並みウオッチングも新鮮味がある。

そうこうしているうちに本格的に雪が降ってきた!さあ、どうしよう。
でも、地元の人は手袋も、毛糸の帽子も、ネックウオーマーも、イヤーマッフもしてない!
平気で自転車に乗ってる。あれは首都圏のファッションだったのか?

私は、1400円の防寒長靴で歩く。履き脱ぎが簡単なこと、完全防水だからね。
欠点は「足裏の皮が硬くなる!すぐに魚の目が出来る!
理由は、靴底が薄いから? 靴の中で足が動くから?
あと、下りでつま先を痛めるのも欠点だ。

2000円の「チェンスパイク」を装着、これで凍結路面も万全。
ただしチェンスパイクは凍結してないと雪がすぐにダンゴになってしまう。
そうなると長靴にかぶせるだけだから簡単に外れる。ヒモで足の甲まで回して固定すべし。
なお、フカ雪では、爪が長い本物アイゼンでないと効かないので注意。
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スキー手袋は1万円?高すぎる。よそで捜したら5000円で売ってた。
お古の冬山用ミトンを貰った。これも新品だと1万円だって?ウソ!

以前、トレッキング・ポールをネットで2000円で買ったら一発で折れた!
本物を買おうとしたら1万円!  懲りずにまたネットで4000円のを購入。

熊も出没するらしいので「熊鈴」を、、、、
登山店で2000円、よそで捜したら1000円、そして、、100円ショップでも売ってた!
どうなってるんだ?登山用品は高過ぎる。

上下モコモコの「白熊ぬいぐるみ」状態の部屋着の上から防寒カッパを着る。
このいで立ちで雪の林道へ出動準備完了!
目指すは安曇野西側の山麓地帯。
そこには登れば登ほどフカフカの新雪林道が続いている。
ここなら途中でヘバってもなんとか集落まで帰れる。遭難はしまい。

1.高瀬川の葛温泉から七倉ダムへの林道 (小さい画像はクリクすれば大きくなります)

ここは安曇野ではなくて、その北、信濃大町ですがお許しを。
夏山登山者は専用タクシーで、冬山登山者は徒歩で、日本三大急登の「ブナ立て尾根」や、
湯又温泉から悪名高き「北鎌尾根」を目指す登山口だ。
葛温泉までは完全除雪してある。ここから林道ゲートをくぐってダムへ向かう。
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ゲレンデに見えるけど、これは七倉ダム、ロックフイルダムの壁です。

ダムの管理のために除雪はしてあるが、トンネル内は「冬季消灯」で真暗!
しかも天井から垂れるツララ、路面はカリカリの堅氷。チェンスパイクも歯が立たない。
ヘッドランプを忘れたので真っ暗闇を必死で氷を避けて突破。
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ダムサイトは好天なのにマイナス4度。風が吹き抜けて顔面凍傷寸前。
この上にもトンネルとダムがあるのだが、次回再訪しよう。ほうほうの態で逃げ帰った。
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これはダム突き当りから見える烏帽子岳かな?

2.篠ノ井線の廃線トレッキングコース

明科(アカシナ)駅の北、1つ目の分岐を越えた橋の先に入口の案内板あり。
廃線跡だが、さすがにレールや枕木は撤去されてる。
でもバラス(大き目の砕石)が敷かれたままのところがあり、足裏が痛い!

なのでオススメは新雪が降ったらすぐに行くのがベスト。遅れると圧雪の足跡で歩きにくいし、
もともと雪が少ない場所なのですぐに地面が出てしまうのだ。
だれも歩いてない新雪(いや、猿は歩いてる)を長靴で歩くのは実に気持ちがいい。
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立派な神社(潮神宮だったかな?)の前に、安曇野市が整備したトイレがある。
ここに数台、駐車できる。
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入口には地元の方が左右に桜を植えていただいてる。
将来は素晴らしい桜並木になるだろう。安曇野、北アルプスの展望もいい。
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全長は6km!往復したら12km!年寄りはヘコタれる。
なので上の終点に自転車とか、クルマをデポしたほうがいいかも。
SLにとっては大変な急勾配だったそうだが、クルマだったら普通の坂道。
傾斜は一定に緩い。のんびり歩ける。下に国道が並行してて、民家が連なってる
民家、休憩所、東屋、けやき公園、蕎麦店、などが左右に点々とある。

架線の柱も残ってる。
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操車場跡(スイッチバック)もある。
スイッチバックといっても実際には本線への退避路線という感じだ。
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踏切跡も残されてる。
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トンネルも2つある。
なんでもこのトンネルを抜ける時、運転士が煙に巻かれて窒息したとか!
それほどSLはノロノロとしか登れなかったのだろう。
時にはスリップして往生したこともあるそうだ。
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トンネルの壁に氷柱が、、
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上の終点は唐突に終わる。何もない。
そこにあるはずの3つ目のトンネルは分からない。
そのあたりは東京のスカイツリーと同じ標高だというから、下から登った高さは
たったの100mくらい?

そんな苦労をして、なんで急な、断層の真っただ中の峠越えルートを選んだのか?
長野までの最短距離で「聖高原」を横断して流通の役目を果たしていたのだろうか?

実はその通りだった!
明科図書館で発見した「篠ノ井線」という本にしっかり書いてあった。
明治時代のことであるが、簡単に言うと、、、、

犀川沿いルートのほうは勾配が僅かで、トンネル掘って峡谷を突破すれば
大した障害はなかった。なので当然、こっちだろうと路線誘致はしなかった。

いっぽう、峠越えのルートは、聖高原の若手7人衆が私財で測量までやって、
ルート図を作り、関係者に熱心に陳情した。
その結果、長くてカネがかかりそうな犀川ルートが採用されなかったとある。

結果、犀川の水運も物流で負けてすたれた。
しかも聖高原あたりでは小規模ながら石炭が発見された!
明治後半、諏訪で盛んな養蚕に大量の燃料が必要になった。
熱水でマユを煮る薪、炭では足りなくなった。
この機に発見された石炭を、開通した篠ノ井線で諏訪に運ぶことで栄えた。
その後、大手に押されて衰退したものの、昭和30年代まで炭鉱はあったそうな。

但し、峠越えレールは難工事で、開通後も崖崩れに悩まされた。
現在は、もっと手前に新しく長大なトンネルが掘られて廃線になったというわけ。

でも篠ノ井線は松本市と長野市を直結する唯一の鉄道として、今も重要である。
単線ではあるが、急行も頻繁に走る。普通のローカル線ではないのだ。

終わり

















安曇野移住その2

続編だけど、、、

ミニ開発の建売り団地は超モダンなハイカラ住宅だらけ。
j実にシンプル、四角い、大胆なカラーリング、雨戸なんて無い。
当然、2重サッシ窓。片流れの屋根、瓦葺は皆無。
縦長の狭い小窓だらけ。

一方、一昔前に別荘ブームで作られた家はログハウスあり、アメリカンハウスあり、
チロル風あり。、国際色豊かというか、、、、さすがに地中海風は見当たらないが。
これらがまた、カフェだか、エステだか、アートだか、個人美術館だか、工芸アトリエだか、、、、
フランス語か、イアリア語か?
よく分からないカタカナ看板と共に田んぼの中に点在してる。庭にはオブジェが立ってる。
単に移住してきただけでなく、サイドビジネスをやってる人も多いのだろう。
そこも今、コロナで出入りする人が見当たらなくなってる。

東側の山麓、篠ノ井線沿線は、ハザードマップでは活断層帯の真上なのだが、、、、
西の北アルプスの大展望が素晴らしい!
なので「光城山」山麓はいまだ別荘ラッシュ。

西側山麓の林の中に点在する「温泉付き別荘地」はブームが去った?
こっちは雪が多く、展望なし。空き家別荘が目立つ。高齢者にはムリだろう。

とにかく安曇野の南半分の新築の家々は国籍不明なのだ。
いっぽう、まだ開発の手が伸びていない安曇野市北端の地域は、
村落の景観が保たれていて、実に落ち着いた家並みである。
倉があって、白壁と黒、グレーの瓦屋根に統一されている。
安曇野市にも三重県の伊賀、甲賀みたいな「家並み景観条例」もあるらしいけど。
もう手遅れかなあ。なんとか残してほしいものだ。

広大な田んぼを見渡せば、そこここに巨木の建つ神社、仏閣。
もちろん、穂高神社、有明神社のようなメジャーな名所もあるが、
宣伝してないところも素晴らしい神社仏閣が沢山ある。
ヨーロッパの村々には必ず1つはある教会の尖塔のように、
安曇野では地区ごとに神社がある。

山麓にはこれまた立派な仏閣が裏山を背にひっそり建っている。
鐘楼や宝物殿だけではなく、舞台まである。維持管理だけでも大変なことだ。
さりげなく、しかも人気が全くない。観光名所にもなってない。
なのに奈良や京都にも負けないものばかりだ。

興福寺の「微妙橋」! シアワセになりそう! 名前の由来は来てみて看板読んでね。
明治の仏閣破壊を辛うじて免れたお寺だそうです。
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と言っても私の視点は、それを作った宮田大工の見事な仕事にある。
塗装もしないで何百年と風雪に耐えてきた木造建築は美しい。

あと、神社林でもないのにポツンと高木が平地に立ってる。
多分、台風でも強烈な風が吹かないのだろう。
前に住んでた海岸べりでは木々が高木になれず、皆な傾いてたっけ。

自慢ですが、、、この間まで住んでた房総半島の仏像をお見せしよう。
銅製の巨大涅槃仏です。館山市のローカルな山中にあります。一見の価値あり。
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書きかけです。

安曇野へ移住、いや居候

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安曇野のシンボル、常念岳! 
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どこからでも、信号待ちしてても、毎日見える!これは五竜、鹿島槍方面?

いきなり話が飛ぶが、、、
数年前に南アルプスへ行ったとき、80歳の社長さんが仙丈岳頂上に登ってきた!
え、ここまで来れたの?!三浦雄一郎にはかなわないけど。
サポートする部下は「ものすごく足が遅いんです」とボヤいていた。
まさか自分が今、80歳になろうとは、、、仙丈岳はもうムリだ。

私は、千葉は内房の海岸の別荘地に移住して37年、大いにヨットを楽しんだけど、、、、、
この数年の大型台風連続直撃にウンザリ。海の、気象の、潮の流れが変わった。
敷地前の河口の底から砂がどんどん失われていく。
フクシマの津波が来たときもすごかったが被害はなかった。
なのに台風の高潮、大波はなんかハンパでなくなった。

天気予報の風向、風速、そして潮位に一喜一憂。
真夜中、烈風にあおられて、目の前のベランダをブチ抜いて空を飛んで行った雨戸。
あの恐怖は忘れられない。

あくる朝、庭には隣の別荘屋上から剥がれた何十枚ものコンクリパネルが散乱!
クルマも、物置の屋根も、こいつの爆撃でヘコンだり大穴が開いた。
2階の床はビシャビシャの水溜まり。はがれた屋根はその後直しても雨漏りは直らず。

ヨットが敷地から出せるから、と言う理由だけで37年前、ここを買って移住した。
当然、何度も高潮が塀を乗り超えて押し寄せた。だが、ずうっと、なんの問題もなかった。
でも、段々おかしくなったのでコンクリブロックで防潮堤を作った。
だが、ごく最近のたった1回の台風高潮で基礎をすくわれて倒壊!
100万円単位のカネがムダになった。
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その上、自分は片目視野欠損とか、聴力低下、言語障害、、、原因は加齢、治らない。
クルマが運転できなくなったら、この家ではもう老人独居はムリ。
思い切って家を売りに出したら、、、
なんと、、結構な高値ですぐ買い手が付いた!
コロナで別荘バブルが起きてたらしい。もっと吹っかければよかったかなあ、残念。

さて、ところが次に住むアテがない。立ち退かないと契約違反になる。
仕方なく急遽、長野県は「安曇野市」の長女のアパートに転がり込むことに。

あずみの?え、?
登山者なら知らない者はいないが、房総半島の人たちは雪国に無縁だからねえ、、、

今や軽井沢と並んで移住地のブランドとして全国区。
九万人の住人のうち、4割は移住者だとか。
3000m級の北アルプスに囲まれた「日本のスイス」
そう、「スイス村」「ハイジの里」なんて観光施設もあるしね。
「大王わさび園」も有名だ。
大王とか、鬼と呼ばれるのは大抵、大和朝廷と戦った日本の先住民族アイヌ、
蝦夷の頭領のことだ。桃太郎の鬼退治も同じ。朝廷の敵は鬼と呼んだ。

千葉県、房総半島の鹿野山にも同じ「阿久留大王」伝説がある。
日本武尊と戦って、和睦してヤマトタケルと共に京都まで出向いた大王。
だが朝廷は約束を守らず大王を処刑した。
その亡骸は2度と生き返らないようにバラバラにされた。
真偽はともかく、遺体は鹿野山に返された。その胴塚、首塚がある。
その恨みは、血で染まった「染川」とか地名になってる。
後年、大王の首の木製マスクと称するものが伝えられて来たが、、、それが、、
水戸の光圀公に貸し出されたまま返されず。行方不明。
黄門様はいろんなもののコレクターだったらしい。

話を戻して、、、、
たしかにスキー本場の白馬、信濃大町方面から見れば「安曇野」は通過点かも。
登山口としては「燕岳」「常念岳」「蝶ケ岳」へ直接登れるが、これらは3000mには
ちょっと足りない「北アルプスの前衛峰」である。しかもアプローチはタクシーしかない。
本命の「槍ケ岳」「穂高岳」はその向こう側に隠れていて見えない。
超人気の上高地へは、お隣の松本市まで南下して大きく迂回しないと入れないし。

それでもコロナ前の「燕岳」の小屋なんか、山ガールの人気ナンバーワンだった。
ケーキ出したり、コンサートやったり、スイスホルン吹いたりしたらしい。
白馬帰りのスキー客は安曇野に寄ってカネを落としたろうし。
東京圏の駅のポスターは「春の安曇野、秋の安曇野」のPRだらけだった。

安曇野のお店の看板、道案内板も、英語、中国語、韓国語併記が当たり前。
チベット料理、インド料理だってあるし。
当時のインバウンド景気はすごかったんだろうなあ。
遡れば冬季オリンピックだってあったし。
そういや「脱ダム宣言」の田中知事なんてのもいたっけ。

それが今や、街道筋に乱立する観光施設、道の駅、、、どこも人が全く入ってない。
いつまで持ちこたえるられるのか、、森閑としている。
まあ、千葉県の南房総だって同じ状況だけど、それでもコロナに飽きた首都圏からの
観光客が続々と戻り始めた感じだった。

コロナは、いよいよ新幹線が来てる長野市から、そして白馬のスキー客から、
松本市から安曇野へ,、、、感染が攻めてきている。

それはさりとて、、、、
安曇野市に居候した途端に30年来の寒波が!大雪が!
いやはや、寒さ苦手の自分は早々に暖かいところに逃げ戻りたい!
でもそれももうムリだ。

アレ?道路の雪はなぜかすぐ溶ける。塩カル撒いてるのかな?
日照がホント強い。
でも騙されてはいけない。わずか数キロも西側の山麓へ行けば雪国だ!
ノーマルタイアで突っ込んではならない。

安曇野市は降雨量が全国でも最低だと?知らなかった。
つまり晴天が多いということ。
そう、アタマの上はポッカリ晴天、なのに周囲は真っ黒な雪雲に囲まれてる日が多い。

北の白馬、信濃大町、西の北アルプスは猛烈な風雪、たしかに「風花」は飛んでくる。
北からのクルマは雪だらけ、ツララだらけだけど.。
例えばある日、安曇野は3度、曇りだったけど、、、
たった20km先の信濃大町に入ると、、、、猛吹雪でマイナス3度!なのだ。

とにかく寒い、標高550mだから。1000mの軽井沢と大差ない。
連日、マイナス10度を切った。好天の日中でもマイナス!
駐車場は圧雪がカチンカチン、テラテラに黒光りした堅氷に。

千葉の内房の海岸べりだって紫外線がきつかったけど、
こっちの太陽がやたらまぶしいのは、白銀の峰々に囲まれてるせいばかりではなく、
標高が高いことも関係してるようだ。

観光ポスターでは「田んぼに映った残雪の常念岳」「ワサビ田の清流」が売りだ。
キッチリ区画整理された田んぼ、点在する屋敷林、社寺林、、、
地区ごとに立派な由緒ある神社が無数に林立してる。これが安曇野のイメージだ。

安曇野の平野中に巡らされた江戸時代からの自慢の「農業用水路」と、
田んぼのドブ、その全てが清流である!水清くして魚住まず?春には魚が溢れるのか?

そして信号待ちしていても目の前にそびえる常念岳、地元の自慢だ。
朝は「今日も常念がキレイですねえ」とご挨拶する。

信大山岳会の孫によると「早朝常念」をやる猛者がいるという。なにそれ?
日の出前に常念岳に登って昼過ぎの授業に出る!
いやいや、常念岳、蝶ケ岳を周回してきて夕方の授業に出て、
そのまま深夜バイトまでやる女の子までいると!
だって地図上のコースタイムは16時間40分だよ。
スピード2倍としても9時間歩きっぱなしだよ。
テン泊装備の重たい荷物を背負ってないから平気だそうだ。若いってスゴイ。

常念から続く「後立山連峰、白馬連峰」と連綿と北へ続く白銀の槍襖、
ヤリブスマに囲まれた安曇野は、たしかに一流の観光地である。
「日本のサンモリッツ」か? (行ったことないけど)
安曇富士(有明山です)
「ミニ安曇野富士」だってチャンとある。黒々とした「有明山」だ。
ただし台風の破壊が修復されてないので、一般は登れないそうです。

だが、チョット待った。来てみて感じた第一印象は、、、、乱開発!
コロナをよそ眼に、田んぼを潰して続々とミニ団地が出現してる。
建売り競争まっ盛りではないか!活気に溢れている。いたるところで建築ラッシュ。
少子高齢化ものともせず、若夫婦がどんどん入居してる。
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田んぼ潰したミニ団地、まだ完売されてないけど。どうも、過密化した南の松本市の通勤圏需要か?
松本市の中心部は、もうクルマが邪魔なくらい過密になってる。
それに比べて安曇野市はまだ地価が割安だと宣伝ビラに載っていた。
いや、地元に点在する会社、工場群の社員がたくさんいるのだ。

既に大型商業施設が街道沿いに、どんどん作られてる。
作り過ぎだ。住宅開発を見込んでの作戦か?
高齢化でクルマで来れなくなったらどうするの?

一方、JRローカル駅前はシャッター通り、
そこここには古家、空き家も目立つ。典型的なドーナツ化現象である。

そしてこれも田園に点在する中規模の工業団地。
かっては土地の用途区分が無指定地域だったのか?
なんとかひとまとめに出来なかったのか?
市街化調整区域はなかったのか?
ま、それによって若い人の雇用が守られているのだろうが。

安曇野市も承知しているらしく、虫食い状態の美田の図と共に、
「近年、農耕地が激減した」「クルマが無ければ生活できません」などと書いてる。
景観条例とか、いろいろ規制はあるのだろうけど、ハタ目には
かっての高度成長期の関東一円の乱開発を思わせる。
そう、関東平野は懐かしい田園風景が、この数十年でどんどん都市化して失われて
いるのだ。

書きかけです。




プロフィール

ゴンベ

Author:ゴンベ
房総の沢、滝探検、ヤブ山探検、地形調査、デインギー(ヨット)などを書いていこうと思っています。
分かりやすいように書いていくつもりですが、もし分かりにくいことがあればコメントをいただければ可能な限り答えます。
読んでいただければ幸いです。

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