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ヤブ医者と名医、続々編です

5,難聴

先に述べたけど、私は「耳管開放症」だから、自分の呼吸音の中で生活している。
だが、スーパーのレジでも話が通じにくくなった。もっぱらゼスチュアで切り抜けてる。
世の中、コロナでマスク生活、どこもビニールスクリーン越しだから仕方ないが。
でも、町内会の会議なんて全く会話が分からなくなった。とうとう老人性難聴になった。

やむなく補聴器買おうかと耳鼻科へ。右耳は中度、左は重度の難聴だと。
廊下で業者が待機していて、最新輸入品補聴器を2週間お試し。
だが欧州製、最低20万円、最高60万円!テレビコマーシャルでやってたより一桁高い。

障碍者手帳を持ってる人には、国が90%負担してくれるから、業者にはオイシイビジネスだ。
とりあえずお試しはタダだから借用。耳掛け式で快適。
そこそこ効果はある。

だが、、、、付けてる違和感がないので、なんと3回も紛失!!
散歩コースを歩き直して探したけど見つからない。
幸い、クルマのシートの上とか棚の上で3度とも発見、助かった。
マスクやメガネを外すたびに知らぬ間に落ちてしまうのだ。これでは破産する、即、返却。

昔の補聴器なんて1万円そこそこだったはず。
だが今はそれは補聴器とは呼ばせない。「集音器」つまり拡声器なのだ。家電店で売ってるそうだ。
ボリューム上げるだけだから、更に難聴を助長する場合があるという。

医療器具として認められてる補聴器は、個人ごとの聞こえない周波数帯だけを拡声する。
私は低周波と高周波が聞こえない。
この検査結果に合わせて業者がパソコンで入力調整してくれる。
その料金も含まれてるから高いのだと。

ところが、、、、
後日、メガネ屋の補聴器の宣伝に釣られて入ったら、、なんと激安品が国産2万円から!
機能は大差ないが、中程度の難聴向き。重度だと10万円。それにしても安い。
ご近所の老人会の集まりで聞いたら、皆さん、同じ経過をたどって、結局2万円ので十分役立ってると。
2万円なら失くしても破産はしないし。私もこれに決めようかと。

そもそも医療器具と名が付くだけでケタ違いに高いのが世の習い。
腰痛コルセットだって医者でオーダーしたら2万円近くする。医療補助が効いても1万円。
ところがホームセンターには脱着容易な腰ベルトが数千円以下で売ってる。
年寄りよ、ダマされてはいけない。

ただ、私は「耳管開放症」だから、耳栓タイプの補聴器を付けると呼吸音の抜けが塞がれる!
ますます呼吸音が大きくなる。その上、「耳ダレ」があるので穴が詰まってしまう。
若い頃はカサカサの耳垢だったのに、、なんで「流動的な耳ダレ」になったかとというと、
耳管開放症によって、鼻腔内の湿気が常に耳管を通して耳に供給されるからだと思う。
そういうことも耳鼻科の医者は知らない。

ほぼ聞こえない人のための「骨伝導タイプ」だと、耳の外を圧迫する補聴器がある。
耳栓タイプではない。
「レシーバータイプ」つまり「カチューシャ」とか、メガネのツルに組み込んだものもある。
これなら知らぬ間の脱落防止にもなるのだが、普通の難聴には効かないケースがあるとか。
皮膚に押し当てるので汗や脂で故障する。メーカーもいやになって開発を止めてしまったそうだ。
ほとんど売ってないし、メチャ高い。困ったもんだ。

その後の顛末ですが暗転、トホホなのです。

勇んで2万円の格安補聴器を買いにメガネ屋へ。 ところが、、、、
1.普通の老人性難聴は主として高音帯(高周波)が聞こえなくなる。
  2万円のは、予めそういうパターンに合せた固定設計だけ。
  調整機能はない!つまり「簡易型の補聴器」なのだ。

  私のように低音帯がダメな症状例はほぼないというのだ。
  「お客さん、何か特殊な職業だったのですか?」「いやー、別に、、、」
  「これはお客さんのパターンには合わないので効果がないでしょうねえ」と。

2.この格安タイプは耳栓部分とアンプが一体化されてる。すごく小さい。
  付けてるのが外から目立たない。マスク、メガネの脱着時に落ちることはない!
  心配なら、耳管の奥までチューブを突っ込んだタイプも用意されてる。
  しかし、、、、、
  私の耳垢は今回、何十年ぶり!で耳鼻咽喉科ではがしてくれた。スゴイ厚い量だった。
  半流動的で、それがコチコチに固まってる。
  「そういうタイプの耳ダレだと耳栓と一体のアンプに流れ込んだら即、壊れます!」

さあ、困った。
「6万円の耳掛け式があります。こっちは全ゾーン調整式での最安値品、ですから低音も直せます」
「メガネの脱落防止ヒモを付ければ大丈夫ですよ」
「もし、耳栓部に耳ダレが侵入しても、アンプまでは数センチのビニールパイプでつながってますから、
耳栓部もビニールも数百円以下で交換できますよ」
高いのを買わせたい?それとも良心的?いや、あとからクレームが来ても困るから?
じゃあ、6万円と20万円との差は何なのか?
「20万円以上のモデルは周囲環境の雑音フイルター機能があるので、クリアーな音質なのです」

補聴器は奥が深い。耳鼻科は何も教えてくれない。聴力テストをするだけ。
でもこんなチッポケなものが20万円とか60万円!というのはおかしい。
しかも国産メーカーはほぼ絶滅!輸入品化技術提携品しかない。日本はどうなったのだ!
納得できないなあ。悩んだ。

そして、、、、地元の小さい宝飾店で、補聴器の技術に精通した店主に出会った!
耳栓はソフトなゴムのコーン、通気孔が複数開いてる。
これなら耳管開放症の空気圧が抜けてくれる。
細くて長いチューブ付だから耳ダレが入っても安いチューブだけ交換できる。
本体の故障は防げる。
その上、長いチューブは耳栓から枝分かれして更に延長されていて、
その部分を耳タブの形に合わせてはめ込む!
実に簡単なアイデアなのだが非常に優れモノで、耳栓が抜けないように常に抑えてくれるし、
抜け落ちてもここが最後に引っかかってくれる。ポトンと床に落ちることはない。
価格は11万円、医療器具なので消費税ゼロ!
但し、、、、かの有名なドイツのシーメンス社の設計だと?日本は完全に負けてる!
ようやく補聴器探しの長い旅が終わった。

6.心房細動

10年前、登山中にこれが発生して九死に一生を得て生還した。
高山病みいたいに胸が苦しくて、体に力が入らない。
正常な鼓動の間に小さな脈が出る。そうなると吐出する血液が滞る。
そして血栓が形成されて脳が詰まる!つまり脳梗塞のリスクがあるのだ。

ハートクリニックへ行ったが、症状が出た時だけ収める薬を貰っただけ。
そのあと3ケ月くらい何回か発症した。
だがそれ以来、何年もずーっと出なくなった。

池田町に引っ越して、手術並みにコワイ「眼球注射」を始める前検査として、なぜか脳神経科に回された。
そしたらドクターが「心房細動の前歴があるなら、82才にもなるし、是非とも血液サラサラ薬を飲むべし」と。
「心筋梗塞は助かっても必ず後遺症がでる。となると家族や回りに迷惑を掛ける」
「いかに迷惑を掛けずに生きることが年寄りには必要だ」と。ほぼ強制的に処方されてしまった。

一度始めたら簡単には止められない。死ぬまで飲み続けなければならない。
外傷や歯の治療では血が止まりにくい。内臓出血したらアウト!脳溢血のときはヤバいのだが。

しばらくして脳神経科ドクターが替わって、循環器科に回された。
そしたらいきなりそのドクターに怒られた!
「心電図のエビデンスが無いのに勝手に飲むな!」と
「いや、私が決めたわけではないのですが」、、、
「症状が出たら来い!」と。ごもっとも。「では救急車で来ます」 「いや、それは困る」
45日後に予約したけど、なにしろ何年も発症してないし、それまでに発症するかなあ?

幸か不幸か、、、、、3週間後にいきなり心房細動の症状が出た!
家庭用血圧計が警報を出してる。ソレ!とばかりに必死でクルマを運転して駆け込んだ。
そしたら脈が150も!失血で倒れる危険があるとすぐに車椅子。
めでたく当直医が心電図を取ってくれた。立派な心房細動のエビデンスが取れた。
症状止めの薬飲んで、1時間ベッドで寝てたらなんとか楽になった。

だが症状はその後、連続三日も続いた。。大体、午前中に発症して、午後には収まる。
ところが血液サラサラ薬は35日で終わってしまった!
かの「お怒りドクター」がいやがらせに次回予約45日までに足りない薬を処方していたのか。
仕方なくまた病院へ行って当直医に処方してもらった。

ようやく45日後の予約日、「お怒りドクター」に面会せんと治療センターへ。
ところが、、、、私の順番になったら診察室のドアの電灯が消えた!ナンデ?
看護師がやってきて「救急対応が発生したので別なドクターでもいいですか?」
救急対応では、いつ終わるか分からない。仕方ないのでまた別なドクターとなった。

「心電図は確かに心房細動ですね」「ところで今日、採血した結果を見るとCK値が高いです」
「何か筋肉労働しましたか?」  
エッツ、、、「そういえば昨日、ツルハシで庭に穴掘りしてバテました」
そんなことが血液検査で分かるのか!

CK値が高いということは筋肉細胞の一部が壊れて血液中に流れ出したシグナル?!
心筋梗塞とかでも発生するそうだ。やばい。
「お年ですからもう筋肉沢山使っても鍛えられません。ほどほどにしてくださいね」

いろんなことがあるもんだ。














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プロフィール

ゴンベ

Author:ゴンベ
房総の沢、滝探検、ヤブ山探検、地形調査、デインギー(ヨット)などを書いていこうと思っています。
分かりやすいように書いていくつもりですが、もし分かりにくいことがあればコメントをいただければ可能な限り答えます。
読んでいただければ幸いです。

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